日本代表DF菅原由勢(AZ)は、DF長友佑都FC東京)にかわるムードメーカーとして期待を寄せられる中、AFCアジアカップ代表チームの最年長であるDF谷口彰悟(アル・ラーヤン)との関係性に言及。アジアカップで代表落選のMF鎌田大地(ラツィオ)からの突っ込みもクローズアップされている。

 ムードメーカーの役割はカタールW杯まで長友が担っていたが、同選手はW杯を最後に代表に招集されず。練習中や試合中にチームメイトに対して積極的に声を掛ける菅原が、長友の後釜として期待されている。

 また日本サッカー協会(JFA)の公式YouTubeチャンネルで公開されている『Team Cam』では、菅原が年上の谷口に対して「おざす!」とため口で挨拶。鎌田にも「おざす!」と挨拶すると、「お前の声しか聞こえへん!お前がいたら」と突っ込まれている。

 そんな名古屋グランパスの下部組織出身である菅原は、今月11日放送の『ABEMAスポーツタイム』で名古屋OBの安田理大氏と対談。『Team Cam』の映像を振り返りながら「大地君、俺のこと好きだね。

(谷口彰悟は最年長ですけどため口は)余裕ですね。彰悟さんは優しいので」と、森保ジャパンのチームメイトとの関係について語っている。

 後輩の話を聞いた安田氏は「俺が若い時、代表入った時は無理。闘莉王さん、中澤佑二さん、中村俊輔さんとかいて、あの3人はいじれなかった」と自身の過去を振り返ると、菅原も「僕も絶対無理ですね」と反応している。

 カタールW杯でドイツ、スペインと強豪国を撃破し、AFCアジアカップ開幕前まで9連勝と勢いに乗っていた森保ジャパン。菅原と安田氏の対談から、日本代表選手同士の関係性の変化が好結果をもたらしている可能性が明らかになっている。