サッカー日本代表「森保ジャパン」は、2月3日開催のAFCアジアカップ準々決勝でイラン代表相手に1-2と敗北。後半アディショナルタイムにDF板倉滉(ボルシアMG)のファウルからPKを献上する直前、イラン代表選手のロングスローが物議を醸していた。
この試合では、後半アディショナルタイムにFWアリレザ・ジャハンバクシュ(フェイエノールト)が日本の自陣深い位置からペナルティエリアにロングスローを放り込んだ。この時、同選手の右足が上がり地面に接地していないように見えただけに、DAZN中継で解説を担当していた小野伸二氏は「ファウルスローですけどね」と指摘。ネット上でもファウルスローを取らなかった判定に対する批判が相次いでいた。
このファウルスローとも解釈可能なシーンは、18日放送の『ABEMAスポーツタイム』でも話題に。元日向坂46で女優の影山優佳さんが「少年サッカーだと、足をちゃんと地面につけないとと(指導されるのでは)」と指摘すると、柏木氏は「両足を揃えたら、スローイン投げることができない」と主張。
その上で「手が離れた瞬間に足が上がっているとセーフだが、先に上がっていたらファウルスロー。ただそこまでVAR(ビデオアシスタントレフェリー)を入れると、めちゃくちゃ時間がかかるので、そのあたりはさじ加減かなと」と、ファウルスローの判定の難しさを説明している。
アジアカップ優勝を目標に掲げる中、ベスト8で大会を後にした日本。森保一監督の采配や選手の起用法に対する批判が止まない中、イラン戦のファウルスロー疑惑が再び議論の対象となっている。