アーセナル(イングランド1部)が、フランクフルト(ドイツ1部)に所属するエクアドル代表DFウィリアム・パチョ(22)の獲得に興味を持っているようだ。

 エクアドル代表として9キャップで2ゴールを記録するパチョは下部組織時代からプレーした母国のインデペンディエンテ・デル・バジェでプロキャリアをスタートさせると、ロイヤル・アントワープでのプレーを経て、2023年夏にフランクフルトへ加入。

対人守備の強さなどを武器にすぐさま主直に定着すると、今季はここまで公式戦35試合に出場している。

 ドイツ『スカイ・スポーツ』などで記者を務めるフロリアン・プレッテンベルク氏によれば、アーセナルが今夏の補強に向けてパチョをリストアップしているという。また、元カメルーン代表DFジョエル・マティプが今夏に契約満了を迎えるリバプールも同選手に視線を注いでいるようだ。

 また、フランクフルトの上層部はエクアドル代表DFに対する複数クラブからの関心を理解しているという。2028年夏まで契約を結んでいる同選手にフランクフルトは移籍金6000万ユーロ(約96億6000万円)を要求する構えのようだ。

フランクフルト加入時の記者会見では元日本代表MF長谷部誠へのリスペクトの言葉を口にしていたパチョ。

今夏に日本代表DF冨安健洋が在籍するアーセナルか、日本代表MF遠藤航が所属するリバプールに移籍して再び日本人プレーヤーと共闘することはあるのだろうか。