バルセロナ(スペイン1部)が、ライプツィヒ(ドイツ1部)に所属するスペイン代表MFダニ・オルモ(25)の獲得に興味を持っているようだ。スペイン『ムンド・デポルティーボ』が伝えた。


 バルセロナの育成機関で育ったオルモは2015年にディナモ・ザグレブ(クロアチア1部)でプロデビューを果たすと、2020年冬にライプツィヒへステップアップ。高いボールコントールと高水準なキック精度を武器にブンデスリーガ18試合に出場して4ゴール5アシストを記録している。

 そんなオルモの獲得に向けてバルセロナのスポーツディレクター(SD)を務めるデコ氏は現地時間の17日に代理人や選手の家族らと会談したという。ライプツィヒと2027年夏まで契約を結んでいるスペイン代表MFには6000万ユーロ(約98億8000万円)のリリース条項が存在しているようだ。

 また、オルモ陣営は先週にマンチェスター・シティ(イングランド1部)とも会談を行ったとのこと。加えて、アトレティコ・マドリード(スペイン1部)やアーセナル(イングランド1部)、チェルシー(イングランド1部)も目を光らせているようだ。


 その一方で昨年6月にライプツィヒと契約延長をしたオルモは今夏にライプツィヒからステップアップすることに前向きだという。スペイン代表としても主力に定着している同選手だが、今夏に下部組織時代にプレーしたバルセロナに舞い戻ることはあるのだろうか。