北京五輪の日本代表メンバーである大久保氏は、インターネット動画配信サービス『DAZN』で今月22日配信開始の「やべっちスタジアム」に出演した際、日韓戦における両国代表の必勝パターンを解説。
「日本は(日韓戦を)意識していない。韓国が一方的に日本に対して感情をかなり持っている」とメンタリティーの違いを語った上で、「韓国のペースになると、どうしても試合が荒れる。普通に削って来るので、韓国は。日本は淡々とプレーすれば、韓国がイライラしてきて、日本のペースで試合が進むと思う」と私見を述べている。
その上で、大久保氏は「挑発に乗ったら絶対にダメ」と大岩ジャパンに警告。MCの矢部浩之さんが「ちょっと(中国戦で)経験しましたからね」と西尾の退場劇に言及すると、大久保氏は頷いた上で「もう絶対ダメです!」と強調。「挑発に乗ったら、僕のように韓国戦で退場するので。もう絶対にダメ!ハートは熱くていいから、頭は冷静に」と過去の経験を語ると、矢部さんから「バカだから!大久保さんはすぐに乗ってしまう方」と突っ込んでいる。
日本はグループステージ初戦の中国戦で1-0と勝利も、15分ごろにボールとは関係ない場所で問題が発生。敵陣ペナルティエリア付近で背後からMF賈非凡が西尾に身体をぶつけると、西尾は肘打ちで応戦。プレーが切れたタイミングでVAR(ビデオアシスタントレフェリー)が介入し、主審は西尾にレッドカードを提示。
なお、大久保氏は2003年の東アジア選手権(現E-1選手権)の韓国戦で前半18分に2枚目のイエローカードを貰って退場処分を受けている。今回の日韓戦でも激しい試合展開が予想されるだけに、日本代表選手にはより一層の冷静さが求められそうだ。