FC東京からシント=トロイデンVV(STVV)へ期限付き移籍中のDF小川諒也は、今月1日に結婚、第1子誕生をファン・サポーターに報告。今季終盤に結果を残しているだけに、ベルギー紙『HBVL』は今月2日にSTVV残留の可能性を報じている。


 2022/23シーズンにポルトガル1部ヴィトーリアSCで出場機会を得られなかった小川は、昨年夏にSTVVへ加入。STVVでも今年2月までリーグ戦でわずか2試合の出場と、左サイドバックでDFエリック・ボキャの控えに甘んじていた。

 それでも来季欧州カップ戦出場をかけたプレーオフでは、ここまで6試合中2試合でスタメン出場。先月27日のスタンダール・リエージュ戦で移籍後初ゴールを挙げるなど、ここに来て存在感を発揮している。

 『HBVL』は「小川がSTVVの影から出てきた」という見出しのもと、同選手の去就について「彼の代理人は現在、STVVと残留の可能性について話し合っている」とリポート。本人もシーズン終盤で結果を残しているだけに「もっと決定的なプレーができる自信があります」と手応えを覗かせたという。
また『HBVL』は「小川はプレミアリーグ移籍、マンチェスター・シティでのプレーを夢見ている」とした上で、憧れの選手が元ブラジル代表DFマルセロであることも伝えた。

 今月1日にX(旧ツイッター)で「だいぶ報告が遅れてしまいましたが、結婚、そしてベルギーにて出産をしてもらいました!彼女とは幼稚園の頃からの幼馴染であり、自分のことを1番理解してくれている人でもあります。これから楽しい家庭を築いていきたいと思います!」と投稿していた小川。家庭環境の変化もあり、STVV残留に向かっているものとみられる。