今年3月にウルバーハンプトン・ワンダラーズからC大阪へ完全移籍したハブナーは、先月末にC大阪に合流。
そのインドネシアはグループステージを2勝1敗で勝ち上がり、準々決勝では韓国をPK戦の末に撃破。ただ、準決勝でウズベキスタンに0-2で敗れると、3位決定戦でもイラクに敗れ、大陸間プレーオフへ。ハブナーは主力センターバックとしてプレーしていたが、イラク戦後に再びC大阪に合流している。
このハブナーの招集問題を巡っては、『bola』をはじめ複数のインドネシアメディアが今月7日に「インドネシアサッカー協会(PSSI)の会長がハブナーの再招集を熱望。C大阪に『もう一度我々を助けてほしい』という内容のレターを送った」とリポート。
そんな中、インドネシアメディア『KOMPAS』が8日に伝えたところによると、シン・テヨン監督はギニア戦の前日会見でハブナーに言及。「彼がC大阪から解放されないということで、クラブの対応は理解できるが、我々にとっては(パリ五輪予選で)これがラストマッチ。インドネシア代表が五輪出場権を獲得するチャンスが滅多にない。彼を招集できず、残念だ」と落胆を見せたとのこと。指揮官はハブナー不在を想定しているという。
なお、C大阪の公式インスタグラムアカウントには、2024シーズンの公式戦日程を発表する投稿に「ハブナーを解放して!」などといったインドネシア語のメッセージが殺到。中には同クラブに対する過度な批判や誹謗中傷メッセージも見られ、アカウント炎上の事態に発展している。