第15節のヴァンフォーレ甲府戦ではFW小森飛絢のゴールなどで一時は逆転に成功するも、試合終了間際の失点により、勝てば2試合連続となった白星を逃してしまった(2-2)。
「自分たちがやりたいことを表現するためには、相手よりも準備が早いことは当たり前です。甲府戦では自分たちの守備をするための土台となっている部分を疎かにしている場面がいくつかあった。フィードバックはしていますが、そこができなければ(自分たちの目指すサッカーを)表現することは難しいと思います。土台となる部分を疎かにすることは『俺たちの中ではあり得ない』と選手たちには話しました」と守備面における課題をチーム内で再確認したと明かした。
さらに、同じく勝ち点21で並ぶ愛媛FCについては「(昨シーズン)J3優勝の経験から自信をもってプレーしてくるという印象です。前線からの守備に強度があるので、自分たちはそれ以上のスピードで立ち位置を取らなければ蹴るしかない状況になりかねません。プレスをはがすための準備をしていきたいです。あとは天候です。予報では暑くなるとされていて、その場合の展開も考えないといけない。そのことを考慮したうえで、目指すスタイルをチーム全員でイメージすることが重要だと思います」とコメントした。
チームの弱点を改めて浮き彫りにする形となった甲府戦。