インターネット動画配信サービス『DAZN』で今月20日配信開始の「内田篤人のフットボール・タイム」では、福田と内田氏が対談。福田が「寮に住んでいて、板倉さんによくご飯に連れていってもらっています」と、チームメイトである日本代表DF板倉滉との関係構築について語ると、内田氏は「板倉選手のように面倒を見てくれる兄貴的な存在がいると大きい」と頷く。
その上で、内田氏は「宮市は(海外移籍直後の経験として)私生活が大変だと言っていた。Jリーグでプロの生活を学ばずに、いきなり海外へ行く場合、自分で生活しないといけない。言葉も難しいとね」とコメント。宮市は中京大学附属中京高校からJリーグを経由せず、アーセナルと5年契約を締結。しかしオランダ1部フェイエノールトなど複数クラブへレンタル移籍。度重なる負傷離脱に泣かされ、アーセナルでは活躍できなかった。
以前から学生の欧州移籍に警鐘を鳴らしている内田氏。昨年8月には「内田篤人のフットボール・タイム」に出演した際には、以下のように私見を述べていた。
「Jリーグ等でプロの生活に慣れる前に行くというのは、ちょっと“賭け”みたいなところもある。宮市も言っていたけど、海外で生活するというのが、サッカー以外でどれだけ大変なのか。
ただ福田は寮生活を送っている上、宮市とは異なり日本人のチームメイトがいるなど、環境に恵まれている。欧州で活躍する日本人選手が多くなっているだけに、高卒、大卒での海外挑戦を選択する学生も増加する可能性が考えられる。