左のインサードハーフで先発した井出は攻守にわたってチームに貢献し、前半29分にはあわやゴールかというダイビングヘッドを披露。その泥臭いプレーでチームに勢いをもたらしていた。
神戸のYouTube公式チャンネルには「井出遥也がゲームを支配していたな凄すぎた」「井出遥也がいるかいないかで攻守のクオリティが違いすぎる…素晴らしい選手だな」「井出さんの存在感すごかったわ」「井出がいるといないかで全然違うんよ」「今の神戸のサッカーは井出遥也で成り立っている。彼はあまり名が知れていないが大迫武藤に並ぶ選手かと」「井出に対して井手口はイマイチだな」「井出がボールキープして時間作れるからめちゃくちゃいい!」等と、井出に対する賛辞のコメントが寄せられている。
井出は、2011-2016年にジェフ・ユナイテッド千葉 (J2)、2017-2018年にガンバ大阪(J1)、2019年にモンテディオ山形(J2)、2020-2022年に東京ヴェルディ(J1)、そして2023年から神戸と、数々のチームを渡り歩いてきた苦労人だ。引き続き神戸の中盤を牽引できるのか注目が集まっている。
なお、同試合は2022年と2023年のリーグ王者の激突であり、2024シーズンここまで9位に位置する横浜と5位につける神戸の注目された一戦だったが、夏休み真っただ中にして観客動員数は30,419人と伸び悩んだ。