クラブ史上初のJ1リーグを戦う今2024シーズンも、町田は長期間首位に立ち、第33節終了時点で3位に位置している。そんな中、10月14日に東京都内及びオンラインで行われたトークイベントで登壇した黒田監督が、町田からのオファー以外にもJリーグへ参入するチャンスがあったことを明かしている。
青森山田時代にJリーグクラブの強化部などスタッフとして、いくつかのオファーが届いたという黒田監督。しかし「あくまで現場で指導者として仕事をしたかった」ため、これらの話は断ったとのこと。
町田の監督に就任した理由が「高校サッカーからJクラブの監督という前例のないチャレンジを成功させ先駆者になりたい。50歳を超えたタイミングでもう1度大きな挑戦をしたい」ということは既に明かされているが、それ以前にもJリーグクラブへ入閣するチャンスはあったようだ。
高校サッカー界の名将は、町田就任の話が報道されて以降「お前に何ができるんだ。どうせすぐにクビ(解任)になるだろう」といったような反応が多くあったといい、就任前からプロ監督としての洗礼をたっぷりと受ける形となった。
そして実際に指揮を執り始めてからは、同クラブの戦術や黒田監督の言動などに対し、批判だけではおさまらず誹謗中傷も後を絶たない状況となっている。これについては「(プロという世界は)本当に怖いなと感じた」とコメントした。
町田への批判や誹謗中傷は、2024シーズンが開幕して以降さらに激化。
就任2年目の黒田監督は誹謗中傷や批判が相次ぐ中、今後どのような戦いを見せるのだろうか。