日本橋兜町にマイクロ複合施設「K5(ケーファイブ)」が2月1日にオープンする。カフェやレストランなどを含む飲食スペースとブティックホテルが入居し、エリア再活性化の"点"となることを目指す。

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 K5は1923年に国内初の銀行として建てられた歴史的建造物の外観・躯体はそのままに内部をリノベーション。建築・空間デザインはスウェーデン・ストックホルムを拠点とする「CLAESSON KOIVISTO RUNE」が手掛け、築97年の重厚感と素材感は残しつつ、北欧と和のテイストを融合させた。館内はコンクリート素材を活かしながら、植栽演出集団「Yard Works」がアレンジした植物を随所に取り入れる。

 地下1階~地上階は飲食コンテンツで構成され、ニューヨークのクラフトビールメーカー「Brooklyn Brewery」の世界初のフラッグシップ店であるビアホール「B」や、目黒の「Kabi」が手掛ける新しいレストラン「CAVEMAN」、田中開と野村空人がプロデュースし、アジアのお茶や漢方をベース にしたカクテルを提供するバー「青淵」、国内3店目となるカフェ「SWITCH COFFEE」が出店する。

 2階~4階は全20部屋からなる「HOTEL K5」の宿泊スペースで、「時の重なり」や「日本の伝統」を意識したタイムレスなデザインをコンセプトにした空間。ホテルは独自性のある小規模ラグジュアリーホテルの世界的なネットワ ーク「Design HotelsTM」に加盟しており、宿泊料金は1泊2万円~15万円のタイプを用意する。

【まとめ】宿泊型ミュージアムや"アートコレクターの住まい"など...京都で泊まれるアートホテル12選■K5開業日:2020年2月1日(土)グランドオープン住所:東京都中央区日本橋兜町3番5号公式サイト