バストサイズの左右差に着目した新しいランジェリーブランド「サユサ トイロ(SAYUSA ~toiro~)」がデビューする。立ち上げたのはYouTubeクリエイターのブランド開発などを行うメイキング アイディアル(Making ideal)で、商品は12月14日に発売。6日にブランドのお披露目となる発表会が渋谷109で開催された。
「サユサ トイロ」は、バストの左右の大きさの違いから生まれる着用感の悩みに応えるために、左右それぞれのサイズを自由にカスタマイズできるブラジャーを商品化。渋谷の街頭の声を聞くYouTubeクリエイターが調査を行った結果、カップの浮きやブラジャーのズレなどの悩みの声が浮き彫りになり、約1年の製作期間を経てブランド立ち上げが決まった。
ブランドでは、カップサイズA~F、アンダーサイズ60~75、カップの厚み4種、色はブラックをベースにしたピンク、ラズベリー、ベージュの3色から216通りのパターンのブラジャーを注文できる。女性のバストのハリや垂れといった悩みを解消するほか、クーパー靭帯(乳頭、大胸筋、皮膚とつながった結合組織)が切れたり伸びたりするのを防ぎ、バストの形が崩れるのをおさえる効果が期待できる。
商品開発では、セミオーダーメードの下着を販売するフィッティン(FITTIN)の本間佑史子 社長が協力。現在、左右を組み合わせられるブラジャーの特許を申請中だという。価格はブラジャーとショーツのセットで7700円、ブラジャー片側単品で3300円、ショーツ単品2200円。14日にオフィシャルのオンラインストアで販売を開始し、今後は試着可能なポップアップなども計画していく。