共通の知人を介し、スノーボードという趣味でつながった4人。専ら楽しんでいるのが、極上のパウダースノーのロケーションめぐり。
パウダースノーの魅力、それは滑ったときの浮遊感にほかならない。近年は良質な雪を求めて、バックカントリーを滑る頻度も増えたという。
そんな彼らが雪山に向かう際のモットーは「着るものは機能的に、荷物は少なく」。過剰な防寒具やギアなどは極力持たずに、大自然へと繰り出すのが流儀だ。
ファッション業界人の“スノーボード”パパラッチ
ベスト、シャツ=ともにダイワ ピア39 パンツ=テアトラ スニーカー=サロモン 帽子=キジマタカユキ サングラス=モスコット ネックウォレット=ゲレンデマジックスタイリスト
鹿野巧真さん / 39歳
雪山に行くときも全身黒がマイルール。普段着と少し違うのは、テック系素材を多用すること。撥水性や保温性を備えたもので快適さを追求しつつ、オーバーサイズでこなれた雰囲気に。
「毎年12月初旬から5月下旬ぐらいまで、週末や休日を利用して北海道、東北、群馬、長野などで滑っています」。

BIN ディレクター
阿久津誠治さん / 47歳
ブルーの発色がきれいなスウェットは彼ら4人と友人3人を加えたメンバーで始めたスノボを意識したブランド、ゲレンデマジックのプロトタイプ。雪山プリントのダウンとも好相性だ。

メンズビギ ディレクター
鈴木敏之さん / 48歳
ポーラテック社のフリースを使ったベストは、軽量でいて暖かい。ゴアテックスをアッパーに使用したワラビーや、ナイロンバッグも暖色でシンクロさせているのも着こなしのポイント。

クリエイティブディレクター
赤塚 純さん / 43歳
プリマロフトの中綿を詰めたジャケットとテーパードパンツのシンプルスタイル。
バックカントリーの専用ギアも不可欠

極上の雪質を楽しむためには、雪山ハイクしてバックカントリーを滑る場合も。そのためのギアにもこだわりが詰まっている。
ブーツに装着するスノーシューやポールなどの本格ギアは、ハイクに欠かせない。

バックカントリーを滑る場合は、パウダースノーでも浮力を得やすいように、フィッシュテールの板を好む人が増えているのだとか。
スノーボーダー玉井太朗氏が手掛ける「ゲンテンスティック」はその代表格である。
(この記事はOCEANS :『業界人のスノーボード・スタイルをパパラッチ「着るものは機能的に、荷物は少なく」』より転載)
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