2014年全米オープン準優勝で元世界ランキング4位の錦織圭(ユニクロ)が、21日未明、自身のSNSに投稿し、2002年全豪優勝のトーマス・ヨハンソン氏(スウェーデン)とコーチ契約を解消すると発表した。錦織は英語で「別々の道を歩むことになった。

トーマスは、すばらしいテニスの知識に加え、人としてもすばらしいチームのメンバーだったことに感謝する」と、謝意を表した。また「チームに新たな変更があれば報告する」と、記した。

 錦織は、昨年2月に、ヨハンソン氏がコーチに就任したことを発表。それまでコーチだったマックス・ミルヌイ氏が23年末に脳腫瘍で手術し、コーチを続けられなくなったために新たなコーチを探していた。

 そのSNSに先んじて、24日に開幕するテニスの今季4大大会最終戦全米オープン(ニューヨーク)の欠場も発表していた。「残念だが、全米でプレーする準備がまだ整っていない。MRI(磁気共鳴画像装置)の検査を受けたが、腰がまだ100%治りきっていない」と明かしていた。

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