
福岡支部の後輩たちにとっても寝耳に水。
日高逸子さんとの思い出を語った松尾怜実
その中で松尾は「初めて宿舎で一緒になった先輩が日高さんでした。緊張していた自分にも気さくに話してくださり、本当に優しくしてもらいました」と振り返り、高田や奥村も「何度か食事に連れていってくださった。本当に優しい方でした」と思い出を語った。
他支部勢にとっても大きな励みの存在だった。中谷朋子(48)=兵庫=は「けがにも負けず踏ん張っている姿を見て自分も何度も励まされました」。
細川裕子(43)=愛知=は「あんなにボートレースに一生懸命に取り組んで、ピットで走り回っていた選手を他に知りません。見ていた私たちは見習うことばかりでした」。
若い西橋奈未(29)=福井=も「自分のお母さんとそんなに年も変わらないのに同じ舞台で走っているなんてかっこいいし、尊敬しかないです」と、その姿をしっかり目に焼き付けていた。
それだけに惜しむ声ばかり。大瀧明日香(46)=愛知=が「寂しいですね。まだ復帰すると信じていたんですけど…」と言えば、西橋も「本当に寂しいしショック」。