FINEPLAY編集部がピックアップしたおすすめ映画を紹介するFINEPLAY RECOMMEND。今回は「SKATEBOARD」のおすすめ洋画を5本ピックアップ。
スケートボードとは
スケートボードは1940年代アメリカで生まれたとされるローラースポーツ。街中を模したコースでトリックの完成度を競う「ストリート」、窪地状のコースで行う「パーク」、大型ハーフパイプで行う「バーチカル」、自由演技の「フリースタイル」の4種目が代表例。「ストリート」「パーク」はオリンピック正式種目に採用されている。
白井空良 / photo by Shuji Izumoスケートボードおすすめ洋画5選
スケート・キッチンスケート・キッチン「スケート・キッチン」は2018年公開、クリスタル・モーゼル監督作品。ニューヨーク郊外に住んでいる17歳の女の子、カミーユはある日「スケートキッチン」と呼ばれる女の子だけのスケートクルーと出会い、一層スケートボードにのめり込んでいく。そんな中、スケーターの男の子に恋をする。というあらすじで、10代の様々なバックグラウンドを持つ少女たちの成長を描く青春映画の傑作だ。ガールズスケーターの「今」が見事に映し出されている。
スケート・キッチンロード・オブ・ドッグタウンロード・オブ・ドッグタウン「ロード・オブ・ドッグタウン」は2005年公開、キャサリン・ハードウィック監督作品。舞台は1970年代のアメリカ西海岸のドックタウン、伝説のスケートチーム・Z-BOYSの実話を元に制作されている。サーフィンとスケートボードに熱中するステイシー、ジェイ、トニーの3人がサーフショップ「ゼファー」のスケートチーム・Z-BOYSから独立するまでの道のりを描いている。
ロード・オブ・ドッグタウンボーンズ・ブリゲードボーンズ・ブリゲード「ボーンズ・ブリゲード」は2012年公開、Z-BOYSのオリジナルメンバーでありPowell Peraltaの創設者の一人であるステイシー・ペラルタの監督作品。
彼が2001年に公開した自伝的ドキュメンタリー「DOGTOWN & Z-BOYS」の続編で、1980年代の伝説的チームBONES BRIGADEの真実に迫る作品となっている。スケートファン必見の名作ドキュメンタリーだ。ボーンズ・ブリゲードクール・ボーダーズクール・ボーダーズ
「クール・ボーダーズ」は2003年公開、ケイシー・ラ・スカラ監督によるコメディ映画。
エリック、ダスティン、マット、ルーの4人組はプロのスケートボーダーに実力を認めてもらい、プロになるために夏休みを使って旅に出る。そこで様々な人と出会い4人は成長していく、というあらすじ。
おバカな彼らの青春を、自身の青春を振り返りながら楽しめるスケートムービーだ。
「ストリート・ドリームス」は2009年公開、クリス・ザモシアニク監督作品。
プロスケーターを目指す少年デリックに焦点を当て、アメリカのリアル・ストリート・カルチャーを映し出している。ポール・ロドリゲスをはじめとする豪華スケーターも多数出演。
リアルなストリートの今を感じることができる作品となっている。
今回は「スケートボード」おすすめ洋画を5本紹介したが、他にも素晴らしいスケートムービーはたくさんある。スケートボードの魅力を感じた方はぜひ、どんどん他の映画やビデオを探してみてはいかがだろうか。
文・金子修平