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日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;39260.78;+27.07
TOPIX;2674.34;+0.72
[寄り付き概況]
27日の日経平均は27.07円高の39260.78円と3日続伸して取引を開始した。前日26日の米国株式市場は下落。
ダウ平均は62.30ドル安の39069.23ドル、ナスダックは20.57ポイント安の15976.25で取引を終了した。先週の相場の流れを継いで半導体セクターへの期待に買われ、寄り付き後、上昇。その後、過去最高値付近からの利益確定売り意欲も強く、ダウは下落に転じた。ナスダックも長期金利の上昇に連れ失速し、プラス圏を維持できず下落で終了。
今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)は小幅に下落したが、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が上昇したことが、東京市場で半導体関連株などの株価支援要因となった。
また、外為市場で1ドル=150円50銭台と、引き続き円安・ドル高水準での推移となっていることが、東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。一方、昨日の米株式市場で主要3指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、日経平均は昨日までの2営業日で970円を超す上げとなったことから過熱感が強まり、短期的な利益確定売りが出やすかったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された1月の全国消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比2.0%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同1.8%上昇だった。
セクター別では、機械、鉄鋼、情報・通信業、石油石炭製品、パルプ・紙などが値上がり率上位、保険業、空運業、陸運業、その他金融業、建設業などが値下がり率上位に並んでいる。
東証プライムの売買代金上位では、野村マイクロ
<6254>、
ソフトバンクG
<9984>、USENNEX
<9418>、日本製鉄
<5401>、ルネサス
<6723>、日立
<6501>、パナHD
<6752>、三井物
<8031>、三菱重
<7011>、
リクルートHD
<6098>、ファーストリテ
<9983>、NTT
<9432>、みずほ
<8411>、伊藤忠
<8001>、ダイキン
<6367>などが上昇。他方、楽天グループ
<4755>、
スズキ<7269>、アステラス薬
<4503>、7&iHD
<3382>、郵船
<9101>、川崎船
<9107>、商船三井
<9104>、
ホンダ<7267>、東電力HD
<9501>、イオンモール
<8905>、スギHD
<7649>、武田薬
<4502>、
トヨタ紡織
<3116>などが下落している。