日経平均;39584.36;+277.31
TOPIX;2770.14;+13.76
[寄り付き概況]
7日の日経平均は277.31円高の39584.36円と3日ぶり反発して取引を開始した。前日6日の米国株式市場はまちまち。
今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は反落したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が1.24%上昇、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2.84%上昇したことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価の支えとなった。また、日経平均は昨年大納会と昨日大発会の2日続落で1000円近く下げたことから、押し目待ちや自律反発狙いの買いも入りやすかった。さらに、日経平均は39100円台に位置する25日移動平均線が下値支持線として意識され、ここからの短期的な下値余地は大きくないとの見方もあった。一方、昨日の米株式市場で一時400ドル近く上昇したダウ平均が下落して取引を終えたことが東京市場の株価の重しとなった。また、海外市場で米長期金利が高止まりしていることも東京市場の株価を抑える要因となったが、寄付き段階では買いが優勢だった。
セクター別では、サービス業、銀行業、電気機器、機械、精密機器などが値上がり率上位、海運業、電気・ガス業、不動産業、パルプ・紙、鉱業などが値下がり率上位に並んでいる。