14日の東京外為市場でドル・円は軟調。早朝から利益確定売りが先行し、125円70銭から値を下げる展開となった。
鈴木財務相の円安けん制で円売りやや後退。また、夕方にかけて米10年債利回りの低下でドル売りに振れ、125円08銭まで弱含んだ。

・ユーロ・円は136円90銭から136円42銭まで下落した。
・ユーロ・ドルは1.0874ドルから1.0923ドルまで値を上げた。

・17時時点:ドル・円125円30-40銭、ユーロ・円136円70-80銭
日経平均株価:始値26,925.64円、高値27,200.89円、安値26,890.68円、終値27,172.00円(前日比328.51円高)

【要人発言】
・メドベージェフ・ロシア安全保障会議副議長
「スウェーデンとフィンランドがNATO加盟の場合、バルト諸国に対策を講じる」
・鈴木財務相
「デフレ脱却の状況には至っていない。日銀と連携しながら脱デフレを実現する」
・若田部日銀副総裁
「為替は経済・金融のファンダメンタルズを反映し安定的な推移が望ましい」

【経済指標】
・豪・3月失業率:4.0%(予想:3.9%、2月:4.0%)
・豪・3月雇用者数増減:+1.79万人(予想:+3.00万人、2月:+7.74万人)