前日の取引で米10年債利回りの低下でドル売りが強まり、ドル・円は136円90銭付近から136円40銭付近に下落。ただ、ユーロへの下押し圧力でユーロ・ドルは0.99ドル半ばに失速し、ドル・円は底堅い値動きに。本日アジア市場は日経平均株価をはじめアジアの主要指数が堅調地合いとなり、円売りが先行。また、前日大きく低下した米10年債利回りの下げ渋りでドル売りは後退し、円など主要通貨は対ドルでやや値を下げた。
この後の海外市場はFRB議長の発言が焦点。
【今日の欧米市場の予定】
・21:30 米・7月個人所得(前月比予想:+0.6%、6月:+0.6%)
・21:30 米・7月個人消費支出(PCE)(前月比予想:+0.5%、6月:+1.1%)
・21:30 米・7月コアPCE価格指数(前年比予想:+4.7%、6月:+4.8%)
・21:30 米・7月卸売在庫速報値(前月比予想:+1.3%、6月:+1.8%)
・23:00 米・8月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値(予想:55.3、速報値:55.1)
・23:00 パウエル米FRB議長講演(経済見通し、ジャクソンホール)