6月消費者物価指数(CPI)が予想以上に鈍化したため追加利上げ観測の後退で買いが先行。
宅配ピザチェーンを運営するドミノピザ(DPZ)は配車サービスのウーバー・テクノロジー(UBER)との提携により、顧客がウ―バーイーツアプリでの注文が可能になると発表、需要増加期待から買われた。半導体のエヌビディア(NVDA)はソフトバンクグループ傘下の英半導体設計大手アームの米国での上場に際し、大口出資者になる方向で協議に入ったと報じられ上昇。ディスカウント衣料小売りのTJマックス(TJX)やオンラインスポーツギャンブルを運営するドラフトキングス(DKNG)はアナリストの投資判断引き上げで、それぞれ上昇。
一方で、高級電気自動車メーカーのルーシッドグループ(LCID)は4-6月期の出荷台数が予想に満たず、失望感から売られた。
バイデン大統領は北大西洋条約機構(NATO)サミットでの演説において、国内のインフレ率は低下し、経済は依然強いと自信を表明した。
(Horiko Capital Management LLC)