財務省は460億ドル規模の5年債入札を実施した。結果で最高落札利回りは4.4%と、2007年来で最高となった。
応札倍率は2.54倍と、過去6回入札平均の2.53倍を上回り需要は強かった。外国中銀や大手機関投資家を含む間接入札者の比率は67.9%と、前回入札の64.4%を上回った。

事前に実施された450億ドル規模の2年債入札の結果は、最高落札利回りが5.024%と、2006年来で最高。テイルはマイナス0.4ベーシスポインツ(BPS)。応札倍率は2.94倍と、前回6回入札平均の2.71倍を上回り、需要は強かった。外国中銀や大手機関投資家を含む間接入札者の比率は65%と、過去6回入札平均の63%を上回った。


米2年債、5年債入札の好調な結果を受けて、米国債相場は堅調。10年債利回りは4.23%から4.22%へ低下しドル買いも一服。ドル・円は146円51銭で伸び悩んだ。