(13時30分現在)

S&P500先物      4,905.50(+10.50)
ナスダック100先物  17,593.50(+62.25)

米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は10ドル高。長期金利は弱含み、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ

23日の主要3指数はまちまち。
取引半ば以降に強含みS&Pは3日連続で最高値を更新し、ダウは下げ幅縮小も96ドル安の37905ドルと4日ぶりに下げた。この日発表されたリッチモンド連銀製造業景気指数は悪化を示し、連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げ期待を後押し。長期金利が低下するとハイテク関連を中心とした買いが優勢となり、指数に寄与した。市場観測を上回る業績を示したベライゾンが買われ相場を支えた。

本日は上げ渋りか。今晩のPMIは横ばいの見通しだが、明日の国内総生産(GDP)は前回を下回とみられ減速が意識されやすい。
引き続き早期利下げが期待され、買いが入りやすい展開となりそうだ。世界的に半導体の需要の増大が見込まれるなか、金利安を背景としたハイテクへの買いが相場を押し上げるだろう。前日のネットフリックスの好業績を受け、今週決算発表のIBMやゼロックス、インテルへの思惑的な売り買いが想定される。