前週末に発表された米雇用統計は想定よりも弱く、前日は連邦準備制度理事会(FRB)当局者から想定ほどタカ派的な見解は聞かれなかった。それを受け金利安・ドル安に振れ、ユーロ・ドルは1.0790ドル台に浮上。ドル・円は底堅く推移したが、154円付近で伸び悩んだ。本日アジア市場は連休明けの東京市場で日本株の強含みや日本の為替介入への警戒一服で円売り優勢となり、ドル・円は154円台に浮上した。
この後の海外市場は米金融政策に思惑が広がりやすい。
【今日の欧米市場の予定】
・17:30 英・4月建設業PMI(予想:50.5、3月:50.2)
・18:00 ユーロ圏・3月小売売上高(前月比予想:+0.7%、2月:-0.5%)
・24:30 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁座談会参加
・02:00 米財務省・3年債入札
・04:00 米・3月消費者信用残高(予想:+150.00億ドル、2月:+141.25億ドル)