16日午後の東京市場でドル・円は戻りが鈍く、154円付近から153円80銭台に失速した。米インフレ指標の鈍化で連邦準備制度理事会(FRB)による年内の利下げが見込まれ、ドル売りが出やすい。
一方で153円台は買戻しが強まり、下げづらい面もある。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は153円60銭から154円86銭、ユーロ・円は167円33銭から168円53銭、ユーロ・ドルは1.0880ドルから1.0894ドル。