*17:08JST 東京為替:ドル・円は戻りの鈍い値動き、米雇用統計控え様子見

7日の東京市場でドル・円は戻りの鈍い値動き。新型コロナウィルスの日本での感染で警戒感が広がり、円買い主導でドルは110円02銭から109円81銭まで弱含んだ。
その後円買いは一服したが、今晩の米雇用統計発表を前に積極的な売り買いは手控えられた。また、引き続き110円付近の売りに押されやすい展開となった。

・ユーロ・円は120円82銭から120円57銭まで値を下げた。
・ユーロ・ドルは1.0985ドルから1.0969ドルまで弱含んだ。

・17時時点:ドル・円109円80-90銭、ユーロ・円120円50-60銭
日経平均株価:始値23899.01円、高値23943.45円、安値23759.42円、終値23827.98円(前日比45.61円安)

【要人発言】
・クオールズ米FRB副議長
「新型コロナウィルスの経済への影響を注視する必要」
「インフレが抑制されているうえで現在の緩和政策は妥当」
「中期的にインフレは2%に向かうと予想」
・ロウ豪準備銀行総裁
「GDP成長率は今年+2.75%、来年にかけて+3.00%を見込む」
「新型コロナウィルスは新たな不確実性」
・豪準備銀行・四半期金融政策報告
「金融政策は当面緩和的な状態を維持」
「市場の想定に基づくと今年は0.25%の利下げ」

【経済指標】
・日・12月毎月勤労統計・現金給与総額:0.0%(前年比予想:-0.1%、11月:+0.1%)
・日・12月家計支出:前年比-4.8%(予想:-1.7%、11月:-2.0%)
・日・12月景気動向指数・先行速報値:91.6(予想:91.3、11月:90.8)
・独・12月鉱工業生産(前月比予想:-0.2%、11月:+1.1%)
・独・12月貿易収支(予想:+150億ユーロ、11月:+186億ユーロ)




《TY》