*16:00JST 日経VI:低下、ボラティリティーの高まりへの警戒感がさらに緩和
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は11日、前日比-1.32pt(低下率5.30%)の23.59ptと低下した。なお、高値は24.04pt、安値は23.31pt。
今日の東京株式市場は寄付き段階では売り買いが交錯したが、その後、日経225先物は堅調に推移した。今週は相場の乱高下を見込む向きもあったが、今日までは日経225先物が比較的落ち着いた動きとなっており、ボラティリティーの高まりを警戒するムードがさらに後退。今日の日経VIは昨日終値を下回った水準で小幅な動きとなった。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。



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