システム導入契約売上高は、中堅・中小企業向けERPシステムの販売が好調に推移し、前年同期比7.7%増の49.23億円となった。ハードウェア売上高は同6.1%増の8.43億円、ソフトウェア売上高は同4.4%増の28.35億円となった。ユースウェア売上高は同17.5%増の12.43億円となった。
サービス収入は前年同期比5.7%増の31.20億円となった。会計事務所向けの総合保守サービスであるTVS(トータル・バリューサービス)収入は同2.0%増の6.24億円となった。ソフト使用料収入は同10.0%増の5.92億円、企業向けのソフトウェア運用支援サービス収入は同7.2%増の13.76億円となった。
2022年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比9.8%増の374.00億円、営業利益が同11.0%減の40.30億円、経常利益が同11.3%減の40.00億円とする期初計画を据え置いている。親会社株主に帰属する当期純利益は、7月13日に特別利益の発生に伴う業績予想の修正を公表しており、同43.5%増の38.10億円となっている。なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号2020年3月31日)等を当第1四半期の期首から適用しており、業績予想は当該会計基準等を適用した後の数値となっている。なお、増減率は、当該会計基準等の適用前の前期数値を用いて比較している。