アンジェス<4563>は7日、米国でVasomuneと共同開発しているウイルス性肺炎及び細菌性肺炎を含む急性呼吸窮迫症候群(ARDS)を対象とした治療薬「Tie2受容体アゴニスト(AV-001)」に関して、2024年5月17日~22日にカリフォルニア州サンディエゴのマンチェスター・グランド・ハイアットで開催される米国呼吸器学会でVasomune社がポスター発表することを発表した。

「AV-001」は、血管内皮細胞表面で最も高発現している膜貫通タンパク質であるTie2受容体を標的とする新規の治験薬。
非冗長なTie2-アンジオポエチンシグナル伝達軸を活性化し、複数の下流経路を刺激することにより、内皮細胞の安定性を高め、正常なバリア防御を回復させ、血管漏出を阻止することにより、血管系を正常化する。