日本アジア投資＜8518＞は20日、あおぞら銀行＜8304＞と共同設立したAJ キャピタルが、無限責任組合員として運営する事業承継ファンド「サクセッション2号投資事業有限責任組合」を通じて、アシストおよびアシスト HOLDINGSの事業と経営を承継したと発表した。

同ファンドでは、事業承継に課題を抱える中小企業を支援し、資本譲受後に経営支援や管理体制の構築を行い、企業価値を向上させる。
その後、地域の有力企業など適切な引継ぎ手に資本を譲渡し、事業承継を通じて雇用確保や地域経済の発展に貢献する。今回のアシストへの投資は第7号案件となる。

アシストは、マーケティング＆セールスソリューション事業を行っている。アシスト HOLDINGSは、グループ会社の経営企画・財務、管理業務全般を行っている。同ファンドが適切なパートナーとして評価され、全株式の承継に合意した。なお、代表取締役会長の齋藤氏は、承継後も当面の間、経営および営業面でのサポートを継続する。

同社は今後も、AJ キャピタルによる事業承継支援を通じ、日本の持続可能な産業化を促進していく。
編集部おすすめ