15日のブラジル株式市場は続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比948.16ポイント安(-0.74%)の126741.81で引けた。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。米利下げ期待の後退が警戒され、売りは継続。また、欧米市場の下落もブラジル株の売り圧力を高めた。ほかに、通貨レアル安の進行が圧迫材料。一方、経済指標の改善などが引き続き支援材料となった。
【ロシア】MOEX指数 3300.07 +0.09%
15日のロシア株式市場は小反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比3.07ポイント高(+0.09%)の3300.07ポイントで引けた。日中の取引レンジは3292.13-3313.42となった。
買いが先行した後は狭いレンジで一進一退の展開を示した。銀行などの上昇が指数をサポートした。一方、指数の上値は重い。
【インド】SENSEX指数 72643.43 -0.62%
15日のインドSENSEX指数は小反落。前日比453.85ポイント安(-0.62%)の72643.43、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同123.30ポイント安(-0.56%)の22023.35で取引を終えた。
売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。前日の欧米株の下落を受け、インド株も売りが先行。
【中国本土】上海総合指数 3054.64 +0.54%
15日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比16.40ポイント高(+0.54%)の3054.64ポイントと4日ぶりに反発した。
前日までの軟調地合いを継いで中盤まで軟調に推移したものの、終盤にかけて持ち直した。中国の経済対策に対する期待は根強く、政策で恩恵を受ける銘柄を物色する動きが見られた。ただ、上値は限定的。週明け18日に小売売上高や鉱工業生産など主要経済統計の発表を控えて、内容を見極めたいとするスタンスが様子見ムードを強めさせた。