メタルバイブのオーバーライドは、バス釣りでオールシーズン使えるアイテムとして人気があります。
ベイトタックルはもちろん、スピニングタックルでも操ることができるので、初心者アングラーにおすすめですね。
2021年には新しいカラーが追加ラインナップされます。
o.s.pオーバーライドの特徴や使い方について、ご紹介しましょう。
オーバーライドとは
オーバーライドとは、o.s.pから発売中のバス釣り用メタルバイブのことです。
全部で25色のカラーラインナップが揃っていて、2021年に追加されるのは、鱗ホロワカサギカラーの1色。
表題写真がそのカラーですが、パープルを上手くあしらっていて個性的な配色ですよね。
オーバーライドのサイズ設定は、最も小さいものから順に、1/8オンス35ミリ・3/16オンス38ミリ・1/4オンス42ミリ・3/8オンス48ミリ・1/2オンス52ミリになっています。
スピニングタックルで気軽に使えるのは、1/8オンス35ミリタイプ。
オカッパリシーンなどで実際によく使ってみるのですが、Lパワー前後のブランクスロッドとの相性はバツグンですよ。
オーバーヘッドキャストでもサイドハンドキャストでも、スルスルと飛距離が伸びていき、沖合いのブレイクライン沿いなどを叩くことができます。
基本的に、ステディリトリーブよりはリフト&フォールのほうが、アタリを取りやすいかも。
何かに引っ掛かったような感覚があれば、即座にフッキングするのではなく、ロッドを立ててティップを曲げてみてください。
バスが食い付いていたら、複数回ティップが引き込まれます。
それを確認してからでも、フッキング動作に移るのは、遅くないでしょう。
標準で装備されているのが、ダブルフックです。
これは底にタッチしたときなどに、根掛かりを回避する目的で設置されているのでしょう。
また、フックとボディの接合点にスプリットリングを装着しなくて済むのも、メリットのひとつです。
カバーやストラクチャーをなぞるようにして使うルアーですから、構成するパーツをひとつでも減らしておくほうが、ライントラブルや引っ掛かりトラブルを減らせるのです。
そういう意味では、オーバーライドはとてもバランスの取れたメタルバイブといえるかもしれませんね。
ラインアイは、ノーマルポジションの穴を選択しておくと、リフト&フォールのレスポンスが良い印象が強いです。
バーチカルジギングを実践してみたいオーバーライド!
オーバーライドの3/16オンス38ミリタイプから、ベイトタックルとフロロカーボンラインの組み合わせで、ボートからのバーチカルなアプローチに使いやすくなります。
ストレートに底までフォールするケースと、左右にスライドしながらフォールするケースがありますが、5ポンド前後の細いフロロカーボンラインにすることで、底への到達スピードを上げられる気がしますよ。
その分手返しがよくなって、釣れる確率がアップしますし、ハイスピードで底に突っ込む姿が、バスのリアクションバイトを誘発しているようにも感じます。
メタルバイブは、オフショアジギングにおけるバーチカルアブローチに似ていますね。
試しにワンピッチジャークや等速巻きをしてみたら、これまためっちゃ釣れました。
メタルジグよりもラインの動きに対する反応がいいから、釣果に直結するのでしょう。
1/2オンス52ミリタイプで広範囲からバスを探そう!
オーバーライドの最も重いものが、1/2オンス52ミリタイプです。
これはリフト&フォールよりも、ロングキャストしてステディリトリーブを繰り返すほうが、バイト率が上がりました。
飛距離も伸びますから、広範囲に散らばっているバスをサーチする役割が、マッチしているのかもしれません。
カバーやストラクチャーにひんぱんに接触しても、根掛かりはほぼ皆無。
ロストを恐れず大胆に積極的に攻めたい人に、ぜひおすすめしたいですね。
オーバーライドのデモントレーション動画はこちら
オーバーライドをキャストするのにおすすめのロッドをピックアップ!
オーバーライドをキャストしてリトリーブを繰り返すのに、おすすめのロッドを選んでみました。
前述のスピニングタックルなら、初心者アングラーが使いやすく、バイトも拾いやすいでしょう。
バラシを抑えるためには、柔らかめのブランクスのロッドがおすすめです。

ティムコ(TIEMCO) フェンウィック リンクス LINKS63SLJ
ティムコからリリースされている、バス釣り用のスピニングロッドです。
全長は6.3フィートと、扱いやすい長さに設定されています。
ブランクスのパワーはLで、ロッドティップの曲がり込みも素直で緩やかな印象ですね。
ウエイトは98グラムと、とても軽めに作られています。
適合するルアーウエイトは、1/16オンスから3/16オンス。
適合するラインは、モノフィラメントラインなら3ポンドから6ポンドです。
ミディアムファーストアクションなので、バックスイングからの押し出しもスムーズに決まります。
実売価格は2万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に収まっていますよ。
オーバーライドを駆使してビッグバスを釣り上げよう!
オーバーライドの特徴や使い方、おすすめのロッドをご紹介しましたが、いかがでしたか?
追加カラーの発売日は、2021年の10月上旬を予定しています。
メーカー希望販売価格は、902円から1,045円です。
寒い時期はもちろん、秋のベイトフィッシュパターンにも積極的に活用したいですね!
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