扱いやすいジキングロッドとはどんなものか考えると、バーチカルに連なっているメタルジグが、バタついたり飛び跳ね過ぎたりしないのがベストでしょう。
テイルウォークからリリースされているジグフォースSSDなら、アングラーが軽快なシャクリを実践しながら、不意に掛かるビッグフィッシュにもしっかり対処できる耐衝撃性能を兼ね備えています。
いったいどんなスペックに仕上がっているのか、もうすぐ加わる機種も含めた全10機種をご紹介しましょう。
ジグフォースSSDってどんなロッドなの?
ジグフォースSSDとは、テイルウォークからリリースされている、オフショアジギング用ロッドのことです。
スピニングロッドとベイトロッド合わせて、全10種類がラインナップされています。
どの機種も、バーチカルジギングにおけるベーシックな性能を保持しているので、さまざまなシチュエーションで活躍できるように仕上がっています。
秋にタチウオの新子が巡り始めると、青物は捕食対象として認識します。
いわゆるタチパターンは、瀬戸内エリアを中心に広がりを見せ、今注目の釣り方となりました。
まずは、10月発売予定のタチパターンに対応したロッドから見てみましょう。
●ジグフォースSSD・S633 SETOUCHI EDITION
タチパターンで扱いやすくするために、ファインチューンされたジグフォースSSDのスピニンクロッドです。
全長は6.3ftで、バットジョイント方式の2ピース仕様になっています。
仕舞寸法は133cmまで縮まりますから、ボートデッキへの持ち運びはとても楽になるでしょう。
ウエイトは167gで、適合するメタルジグウエイトは、最大で240gまでです。
これなら潮の流れが強めなエリアでも、ディープゾーンまで攻略しやすいでしょう。
メーカー希望販売価格は、24,000円です。
ロッドのブランクスパワーは、硬すぎず・軟らかすぎずを目指したもので、200g前後のロングサイズジグを操りやすくなっています。
強いチカラで飛ばしてアピールするのではなく、優しい入力でデリケートに飛び跳ねさせることが可能です。
ロングストロークした後のフォールで青物が食い付いてくることがありますが、フッキングに持ち込みやすいように、ブランクスのテーパーはややファスト寄りのパラボリックに作られています。
スピニングロッドならではのメリットとして、キャスティングで広範囲を探ることもできますから、中層を回遊しているサワラ類もとらえやすいでしょう。
中~大型のスピニングリールを装着することで、ドラグを利かせたやり取りを積極的に楽しむことも可能です。
ジグフォースSSDシリーズのタチパターン用ベイトロッドその他もチェック!
●ジグフォースSSD・C603/FSL SETOUCHI EDITION
全長6.0ftで2ピースバットジョイント仕様ですから、仕舞寸法は127cmです。
ウエイトは182gで、適合するメタルジグウエイトは、最大で240gに設定。
メーカー希望販売価格は、26,000円になっています。
フルソリッドブランクスを採用した、ベイトロッドです。
200g前後のロングジグをスライドアクションさせるのに向いていて、よく曲がるブランクスでありながら、青物が掛かったらバットで支え、確実なフックアップが可能になっています。
タチパターンでは、10kgクラスのブリが掛かることもありますから、安心してやり取りを楽しめるのはありがたいです。
●ジグフォースSSD・C634 SPEC-E
全長6.3ftで2ピース仕様、仕舞寸法は127cmとコンパクトです。
ウエイトは210gで、適合するメタルジグウエイトは、最大で300gまで。
メーカー希望販売価格は、22,000円です。
ダブルフットガイドをスパイラルガイドセッティングした、電動ジギングゲーム専用のベイトロッドに仕上がっています。
●ジグフォースSSD・S651-LJ
全長6.5ftで1ピース仕様ですから、仕舞寸法は同寸の198cmになります。
ウエイトは130gと軽量なスピニングロッドで、適合するメタルジグウエイトは、最大で100gまで。
メーカー希望販売価格は、19,000円です。
30gから60g程度のブレード付きメタルジグをキャストして、広範囲を探っていくブレードゲーム専用ロッドです。
また、100gまでのメタルジグをバーチカルで操る、ライトジギングにも順応することができるようになっています。
アンダーハンドキャストする際には邪魔にならず、リトリーブの際には脇挟みもできるように、絶妙な長さに設定されているリアグリップが装備されています。

ジグフォースSSDシリーズのパワー別スピニング&ベイトロッド!
●ジグフォースSSD・S602
全長6.0ftで2ピース仕様、仕舞寸法が120cmのスピニングロッドです。
ウエイトは175gで、適合メタルジグウエイトは最大130g。
メーカー希望販売価格は、22,000円になっています。
ライトジギングをメインにこなせる、扱いやすい調子に仕上がっています。
●ジグフォースSSD・S603
全長6.0ftで2ピース、仕舞寸法が120cmなのは同じで、ウエイトは180gの3パワースピニングロッドです。
最大170gのメタルジグまで使えるようになっていて、メーカー希望販売価格は、22,000円に設定。
近海ジギングを始めたいなら、このスピニングロッドを手に取ってみましょう。
●ジグフォースSSD・S604
全長6.0ftの4パワーブランクスを持ったスピニングロッドで、ウエイトは190g。
適合するメタルジグウエイトは最大で210gまでで、メーカー希望販売価格は、22,000円です。
10kgクラスの青物をターゲットにして、ドテラ流しで体にあまり負担をかけずにメタルジグを動かせます。
ハイピッチショートジャークやロングジャークをこなせるので、パワージギングを展開したいアングラーにぴったりでしょう。
●ジグフォースSSD・C602
ここからの3本は、全てベイトロッドです。
全長が6.0ftなのは変わらず、2ピースで仕舞寸法は120cm。
ウエイトは180gで、最大150gまでのメタルジグを背負えるようになっています。
メーカー希望販売価格は、22,000円です。
ライトジギングゲームを、小型のベイトリールで楽しみたいなら、この1本で決まりでしょう。
●ジグフォースSSD・C603
全長・仕舞寸法に変わりはなく、3パワーブランクスにビルドアップされていて、ウエイトは190gです。
最大で200gまでのメタルジグが操れて、メーカー希望販売価格は22,000円になっています。
オールラウンドに使えるので、潮の流れでスピニングでは底が取りにくいときに重宝するロッドでしょう。
●ジグフォースSSD・C604
ウエイトが195gまでアップした、4パワーブランクスのベイトロッドです。
適合するメタルジグは、最大で240gまで。
メーカー希望販売価格は、22,000円です。
ビッグサイズのヒラマサやカンパチをターゲットにしたい人に、ぜひ手に取ってもらいたいパワフルなベイトロッドに仕上がっています。
全長6.0ftでこれほどのラインナップが用意されていると、自分の釣りスタイルにぴったりな1本を見つけられそうです。

ジグフォースSSDに装着するのにおすすめのリールを選んでみた!
ジグフォースSSDのスピニンクロッドに装着して使うのに、おすすめのリールを取り上げてみましょう。

テイルウォーク(tailwalk) リール クロシオ 33PGX 19075
ギア比4.8対1で、ハンドル1巻きにつき81cmのラインを巻き取れるようになっています。
ウエイトは530gで、最大ドラク力は14kg。
ラインキャパは、PEライン3.0号を300m巻けます。
ジグフォースSSDシリーズを駆使してオフショアジギングを満喫しよう!
ジグフォースSSDの特徴や詳細スペックをご紹介しましたが、いかがでしたか?
タチパターンをこのロッドで上手く攻略して、ビッグサイズの青物を釣り上げましょう!
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