【今日の一冊】ストレスゼロの生き方
ストレスゼロの生き方 (Testosterone/きずな出版) 画像（1枚）


レビュー

仕事のこと、家庭のこと、お金のこと、人間関係のこと……私たちは日々、さまざまな悩みとたたかっている。あふれんばかりのストレスを抱え、心が晴れず、つらい思いをしている人も多いだろう。

そんな人に本書を手に取ってほしい。
本書は、日々ストレスを感じ、もがきながら生きるすべての人に向けた処方箋だ。「やめる」「捨てる」「逃げる」「受け入れる」「貫く」「決める」そして「筋トレする」というキーワードで、ストレスを感じる現代人に向けて、豊かで健康的な生活を手に入れるためのアドバイスがまとめられている。
著者のTestosterone氏は、Ｘで２１０万人以上のフォロワーを抱える経営者だ。筋トレと栄養学の啓蒙活動をライフワークとして発信活動をし、多数の著書を世に送り出している。「やめるべきだと思うならズルズル続けてないでいますぐやめろ」「捨てる勇気、マジで大切です」「いくら不幸でも周囲の人に傲慢に振る舞う権利はないぞ」など、著者が紡ぐ言葉はどれもシンプルでわかりやすく、力強く、かつ本質的だ。

より良い自分を目指すすべての人に本書をおすすめしたい。幸せであり続けるためのヒントを得られるとともに、くよくよしていた自分と決別し、すっきりした気持ちになれるはずだ。

本書の要点

・社会の用意したモノサシを気にするのはやめよう。自分が幸せならそれでいい。
・失敗してしまったとき、反省はしてもいいが後悔は禁物だ。後悔は、過去にあなたをメチャクチャにした出来事に、再度あなたの未来までメチャクチャにする権限を与える愚かな行為である。


・ワクワクは直感や細胞からのシグナルだ。ワクワクに出会える機会は滅多にないのだから、絶対に手放してはいけない。
・日頃から努力している人は多くの運と出逢えるし、その運をつかみ取れる。運が悪いと思うならもっと努力しよう。



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