(diego_cervo/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)母親は何故我が子に手をかけたのか…。

近日、韓国で起こった児童虐待事件があまりにも凄惨だと現地で大きな話題となりました。


「ブチ切れた」という表現が似合いすぎる理不尽な虐待に疑問の声が多数集まっています。


■些細な失敗で虐待

現地メディア「韓国日報」の報道によると、被害に遭ったのは9歳の少年。誤ってゲーム機を壊してしまったことから継母の怒りを買い、虐待により命を落としてしまったことがわかりました。

驚きなのはその方法。継母は少年を長さ71.5センチ、幅50センチ、高さ29センチのスーツケースに無理やり詰め込み「お仕置き」と称してしばらく閉じ込めていたそうです。

恐怖のあまり失禁してしまった息子を見た彼女は怒りが増幅したのか、少年を更に小さなスーツケースに押し込み、その後友人とのお茶会に出かけてしまいます。


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■まるで悪魔の所業

身体を無理やり曲げられた少年は、中から何度も「息が苦しい」と訴えましたが、継母は理解を示すどころかドライヤーで熱風を当続けたんだそう。

その上自らスーツケースの上に飛び乗り、体重をかけて踏みつけるなど人間の所業とは思えない行為を繰り返しることが調査の結果わかっています。


少年は詰め込まれた当日の夜に心肺停止、病院に搬送され3日間懸命な治療が施されましたが、彼の元気な姿を見ることはもう叶いませんでした。

■「嘘をついたから…」

その後、病院の通報により事件が発覚し、継母は児童虐待防止法、及び児童虐待致死の容疑で逮捕。

明確な殺意があったとして、殺人の容疑も課せられているとのことです。

この残虐極まりない手法に対し、ネットからは「死刑にするべきでは?」「継母や継父の虐待はよくある話だよね…」「今の法律では死刑にならない可能性が高い。法改正が必要」「息子が可哀想すぎる。ほんの些細な失敗なんて誰にでもあるのに」といった声が挙がっています。


継母は「息子が物を壊した際に嘘をついてきたので逆上してしまった。教育しなおそうと思った」と供述していますが、それにしても限度があるのではないでしょうか…。

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(文/fumumu編集部・AKO