俳優の木村拓哉さんの冠番組『木村さ~~ん!』(GYAO!)では、2週にわたり『映画ドラえもん のび太の新恐竜』公開を記念した番組とのコラボ企画を放送。

16日に放送された第2弾では、木村さんが欲しい道具を3つを発表しました。



■「欲求に対する解決方法がある」

今作にゲスト声優として参加した木村さんは、かつて『アメトーーク』(テレビ朝日系)で「ドラえもん芸人」の回に登場するほど、ドラえもん好きなゴールデンボンバー・鬼龍院翔さんを迎え、ドラえもんの魅力について語っていきました。

木村さんは「ドラえもんのポケットの中にすべての欲求に対する解決方法がある」、鬼龍院さんは「夢も詰まっていながら、現実も詰まっている」とドラえもんの魅力を語り、それぞれの好きなキャラクターの話に。


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■鬼龍院「出来杉くんは孤独」

木村さんは「話を面白くしてくれる」との理由から“スネ夫”が好きだそう。「結構、彼は話をハンドリングしますからね」と、人間性というよりもストーリーの展開で必要な人であることを説明しました。

また、鬼龍院さんは「何でもできるし、友達想いでとても優しいのに、単独行動が多い」と、“出木杉くん”が気になるそう。「出木杉くんて、じつは一番孤独なんじゃないかなって思う」と登場回数も少ないことに言及。

これには、木村さんは「もし出木杉くんの比重が多い回があったら、できちゃうんで…。ドラえもんのポケットに手が入る回数が減るんじゃないですか?」と推測。
鬼龍院さんは「なるほど。じゃあ出木杉くんの出番は、あれぐらいでよいんですね」と納得しました。

■鬼龍院さんの選ぶ名シーンは…

また番組内では、鬼龍院さんが「全人類に見せたい」と選んだ名シーンをVTRで紹介。

1999年に公開された映画『のび太の結婚前夜』内で、しずかちゃんが父親に「のび太さんとうまくやっていけるかしら…」と不安を漏らします。そんな娘に「あの青年は人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことができる人だよ。それが人間にとって一番大事なことなんだからね」と、しずかちゃんの背中を押す父…。

このシーンのVTR明けには、何度も観ているであろう鬼龍院さんは「心だけは大切に生きていくことが大事なんだなって教えられるんですよ」と涙目でしんみり。
木村さんも「すごいな…すごいセリフ…いやセリフって言っちゃいけないな…」と感銘を受けました。


■木村拓哉が一番欲しい道具は…

続けて、欲しい「ひみつ道具」について聞かれた木村さんは「この3つさえあれば、何も言うことない」と「どこでもドア」「アンキパン」「タケコプター」の3つを挙げました。

暗記に使える食パン「アンキパン」については「乱用したいです」と熱望。

鬼龍院さんが「あれって、出しちゃったら忘れちゃうんですよ」とデメリットも伝えまずが「いいです!」と即答。「医学用語とか法律用語とか。アレがあったらもう…」と言葉にならないほど手ににれたい様子。
俳優ならではの切実な願いですね…。

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(文/fumumu編集部・冬野 とまと