25日放送の『林修の今知りたいでしょ!』(テレビ朝日系)では、「朝スッキリ起きる方法」を特集。

睡眠学者の柳沢正史さんが出演し、快適に起きるためのアラームのかけかたについて解説しました。


■15分ごとの「2回アラーム」を推奨

「複数回アラームをかける起きかたは良い? 悪い?」が話題にのぼると、柳沢さんは「数分おきに何回もアラームをかけるのはナンセンスで、要するに中途覚醒(一度入眠したあと朝起床するまでの間に何度も目が覚めてしまう症状)」を繰り返していると同じ」と言及。

「最後の20~30分の睡眠時間がちょっともったいない」と話し、その場合「アラームを15分前に1回かけて、もしつらければスヌーズにして2回目に起きる」と”2回アラーム”を推奨します。

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■「浅い睡眠で起きられるのでよりスッキリ」

柳沢さんいわく「1回で起きられる人は1回で起きるのがベスト」だそうですが、とくに若い世代に多い「アラームが鳴ってもものすごくツラい」“夜型タイプ”は、この2回式がおすすめとのこと。

「アラームが起きてまた眠って、深い睡眠に行くには時間がかかる」ため、2回の場合「(1回目のアラームから)浅い睡眠に入るので、(2回目のときに)浅い睡眠で起きられるのでよりスッキリ起きられる」と説明しました。


■ベストなアラーム音は? 専門家の回答は…

また、スウェーデン・ストックホルム大学の最新研究によると、この2回アラームは「浅い眠りの状態から目覚めたほうが脳がスッキリし、頭の回転が良くなる」という検証結果もあるそう。

ベストなアラーム音については、柳沢さんは「自分にとって確実に起きられて、あまり不快ではない音」を選択するのが良いと話し「私の場合はチャイコフスキーのバレエ音楽」を使用していると明かしました。

■「明日からやってみよう」の声

視聴者からは「アラーム2回までは良いんだ! しかも頭の回転が良くなる?! えーすごい! 明日からやってみよう!」 「アラームは2回までが好ましいんだね」といった声が。

そのほか「わたしは念じるとアラームの5分前に目が覚めるタイプだから、何回もアラームかけたことない」 「娘はアラームに黒電話音をフルボリュームにしてた」といった声も寄せられています。

『林修の今知りたいでしょ!』は5月2日までTVerで視聴可能


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