「これまでのツケをまとめて払わされている感じですね」(在京キー局プロデューサー)などと冷ややかな目で見られているのが、とんねるずの石橋貴明(63)。


 石橋は4月16日、“下半身露出”の乱行について以下のような謝罪コメントを発表したが、それがまた騒動の火に油を注いでいるようだ。


《10年余り前のことで記憶が曖昧(あいまい)な部分もありますが、記事にあった方々と会食した覚えはあります》《同席された女性の方には、不快な思いをさせてしまったことを、大変申し訳なく思っております》


 さらに、石橋は《そこで起きた詳細については、かなり深酒をしてたためか、覚えていないのが正直なところです。私自身の至らなさゆえ、かなり羽目を外してしまったかも知れません》とも釈明している。


「ツッコミどころはいくつかありますが、まず今どきは覚えていないほど深酒する方が悪いと受け取られます。何より加害者は記憶が曖昧でも、被害者ははっきり覚えているのがハラスメント行為なんです。《覚えていない》は“いじめっ子の論理”。そんな言い分は今の時代、もう通用しません。結局、石橋さんは“昭和脳”のままなんですよ。《反省しているとは思えない》などと拒絶反応が起きるのも、当然と言えば当然なんです」(テレビ制作会社関係者)


 余計なひと言だったようだ。石橋は下半身露出以外に、フジテレビ系「とんねるずのみなさんのおかげでした」など過去の冠番組でのやりたい放題にも批判が噴出しているが、ある中堅タレントからはこんな“恨み節”も上がっている。


「どうせ認めて謝るなら、言い訳せずに全面謝罪、潔く芸能界を引退するなりしてさっさと騒動を収めてくれればよかったんです。これ以上、炎上が広がったら、タカさんと親しくしていた関係者にまで飛び火しかねません。それにタカさんのせいで《10年余り前のこと》でも許してもらえないという前例というか、雰囲気をつくってしまった。

昔みたいに《もう時効だから》では済まされなくなってしまいましたよね。10年前までさかのぼられたら、スネに傷がある芸能人とかスタッフなんてウジャウジャいますから。タカさんの取り巻きだったような連中はみんな戦々恐々みたいですよ」


 もっとも《もう時効だから》というのも加害者の論理だ。


「よく《中居正広氏の女性トラブルに端を発する》なんて書かれますけど、それは先にバレたのが中居さんというだけの話で、実際のところ、石橋さんやその上の人たちが“悪しき伝統”をつくって中居さんに受け継がれたともっぱらです」(前出の在京キー局プロデューサー)


 この際、フジテレビもしかり、一気に芸能界のウミを出し切るしか道はなさそうだ。


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