永野芽郁(25)と田中圭(40)の不倫騒動で、所属事務所のマネジメントの在り様も取り沙汰されている。「週刊文春」電子版が続報として、2人のやり取りとされるLINEメッセージを伝えた7日、いずれの事務所も不倫を全面否定した。
田中の所属事務所の発表したコメントは、こうであった。
「田中圭に確認を致しましたが、その様なやり取りは一切していないとの事です。事務所としても田中が言っていることを信じたいと思います」
田中所属の事務所「トライストーン・エンタテイメント」社長は俳優の小栗旬(42)で、プレイングマネジャーとして、業界注目の存在である。某スポーツ紙芸能デスクが言う。
「そうなのですが、この『信じたい』という表現が『曖昧すぎる』『事務所として甘い』というコメントがSNSであがり、批判の対象になっているんです。小栗は初期メンバーで、小栗に次ぐ古株でもある田中と付き合いが長く、酒を酌み交わしながら事務所のあり方などについて語り合ったりしてきたとされるのですが、社長として見ると、『仲間だからと切れないのは失格』という批判まであがっています。結果として、事務所の危機管理能力やコンプライアンス意識が問われる事態になっているような展開です」
「家族みたいな」関係が行き着いたナアナア体質
小栗は2023年に同事務所の2代目代表取締役に就任。芸能関係者はこう言う。
「この10年以上前から、俳優の権利を守るための労働組合結成の必要性を訴えていましたね。そのために会社のトップに立ち、芸能界全体を変えていこういう高い志を持っていた。それまでの、事務所社長を『オヤジ』と呼ぶような風潮とは一転、兄貴分のような存在となって、おなじ目線でやっていこうという流れができたようにみえました。二刀流としても、小栗は注目を集めていました」
田中はそんな小栗、事務所について「家族みたいな存在」とバラエティで語ったこともあるという。
「田中の不倫騒動もそうですが、小栗も山田優と結婚後の2014年など、不倫疑惑を2度にわたって報じられています。打ち上げでの『お持ち帰り』やデリヘル嬢とのものでしたけど、ほとんどスルーで済ませていましたね」(同)
“同じ穴の狢”だけに、社長として田中を処分するというのは気が引けるということか。ベテラン芸能リポーターの平野早苗さんはこう言う。
「信じたい』というコメントからは、八割方疑わしいけど二割は信じられるというような、なにか子供が悪さをした時の親のような印象も持ちました。ですが、本当に田中さんの言葉を信じるなら、どうして文春に抗議をしないのでしょうか。身に覚えのないLINEのやり取りを世間に晒されて、黙っているのはどうしてなのか不思議です。否定しても、さらなる『文春砲』が出そうで怖いのかもしれませんけど、何もしないと、さらに後手、後手となって田中圭さんの俳優生命にも影響が出てきます。小栗さんが所属俳優を守りたいのであれば、田中さんから本当のことを聞き出事が先決ではないでしょうか」
社長に就任後も「お飾り」と批判されているスマイルアップ東山紀之氏といい、タレントと社長業は別物らしい。不祥事を起こしたら、当事者を呼び出して一喝、記者会見を開いて疑惑を認めて謝罪させるような幕引きをはかる「オヤジ」の存在が日本の芸能界には大きかったのかも知れない。
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