日本テレビの福田博之社長により発表された「TOKIO」の国分太一(50)の番組降板の波紋が広がっている。


 会見では、「複数のコンプライアンス違反」の具体的な内容は「プライバシーの保護」を理由に明かされなかったが、「番組のAP(アシスタントプロデューサー)を殴った」「女性スタッフに猥褻な映像を送りつけたり、卑猥な画像を送るように要求していた」などと報道されていた。


 会見では「被害者がいるかどうかについても申し上げられない」と福田社長は頑なに詳細については言明しなかったが、さる日テレ関係者は声をひそめてこう話す。


「確かに『ザ!鉄腕!DASH!!』のAPを収録中に殴ったと聞いています。APと言っても、現場では雑用係のようなもので、P(プロデューサー)に比べて格段に権限は低いですから。国分はPなどの局の上層部やスポンサー筋などお偉方にはペコペコするが、下の人間には横柄なんです。それでなんらかの不手際があったAPに切れてボコボコにしてしまったようです。1000万円で示談になったと聞いています」


 福田社長は会見で「刑事告訴事案ではないので(刑事告訴は)考えていない」と答えているが、すでに示談が成立しているということなのだろうか。


「また、以前からセクハラ体質もあったようで、それを苦に去っていった女性スタッフもいるようです。被害者はいますが、日テレとしては、被害者のプライバシーを守るということでああいう会見になった。また番組の収録現場は、いつもピリピリしていて、国分は自分の気持ちが乗らないと収録が始まらないので、“国分待ち”という言葉があったほどです」(前出の関係者)


■「山口の時、国分じゃないかと思った」


 爽やかな笑顔と高い好感度のウラには、パワハラ&セクハラ体質があったようだ。若手の頃から彼らを知るテレビ情報誌関係者もこう付け加えた。


「5人のメンバーの中では、正直、一番性格が悪かったのは国分ですね。取材でも撮影でも、ムスッとしていることが多く、一番、気を使いました。

インタビューでほとんど発言しないこともありました。素行も決して褒められたものではなく、山口(達也)が女子高生に対して強制わいせつを行った容疑で書類送検され無期限謹慎処分となった時は“あれ、国分じゃないのか”と思ったほどです」


 国分は「長年の活動において自分自身が置かれている立場への自覚不足、考えの甘さや慢心、行動の至らなさが全ての原因」と謝罪のコメントを出しているが、突然の降板の背後には、長年の「コンプラ違反」の蓄積があったと言えそうだ。


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