20日投開票の参院選で、大きく議席を伸ばした参政党。前回の参院選(22年)の1議席から14議席に飛躍し、いま最も勢いがある政党だけに有名人からの支持表明も少なくない。
たとえば、歌手のASKA(67)や元女優の高樹沙耶氏(61)のほか、タレントのデヴィ夫人(85)、お笑いコンビ元「プラス・マイナス」で現在ピン芸人として活動するシャドウ岩橋(46)、美容外科「高須クリニック」名古屋院院長でYouTuberの高須幹弥氏(50)など。また、選挙権がない若い世代では元不登校YouTuberのゆたぼん(16)も《「日本人ファーストは差別だ」とか言ってる人がいるみたいですが、ここは日本なのに日本人ファーストの何が差別なんですか? 僕も18歳になったら選挙に行くけど、日本人ファーストで考えてくれる人に投票したい》と、参政党に関心を寄せる投稿をしている。
そんな中、参政党を巡ってファンが分断されているのが歌手の長渕剛(68)だ。長渕はSNSなどを含む公的な場で「参政党支持」を表明した記録はないものの、一部ファンが"長渕を理由"に投票先に「参政党」を推す投稿をしていたことが物議を醸している。
これにSNSでは、《長渕剛ファンは参政党推し多い》《長渕剛も参政党を支持すると表明しているようです。これが鹿児島県民の投票行動に及ぼす影響は小さくないかも知れませんね》《長渕剛の信者は参政党に投票したのか。失望して信者を辞めたか》《長渕剛は参政党を支持すると思ってた!》《長渕剛さんが参政党支持というポストを見ました。悲しいです》といった具合だ。
■「北海道の土地を外国人に売らないで」とライブで訴え
根拠のない投稿が出回った背景には、過去の発言や参政党の神谷宗幣代表(47)との交流にあるようだ。2023年3月に配信された『ABEMA』の特番『君たちが未来だ! 長渕剛が遺すメッセージ』で、対談相手に神谷氏がいたからである。
「国家観が似ていることから意気投合したともいわれており、神谷氏のⅩでも肩を組むツーショットが公開されています。もともと長渕さんは愛国心が強く、北海道札幌で行われたライブで、観客に向かって『土地を外国人に売らないでほしい』と話しておりこの時の映像はSNSでも出回っている。
真相は不明だが、長渕の活動イメージにも影響が出なければいいが。
◇ ◇ ◇
元歌手の「さや」とは何者か?関連記事【こちらも読む】「さやお母さん」爆誕…“神谷ガールズ”が参政党の躍進を支えるも目標「20議席」は未達…では、その実像に迫っている。