MBSの清水麻椰アナウンサー(29)が16日、自身のSNSで結婚を発表した。「いつもお世話になっております。

先日、結婚いたしました! これからも仕事に励んでまいります。よろしくお願いします。MBSアナウンサー 清水麻椰」と本人はサラリとコメントしていたが、MBSきってのエースアナだけにコメント欄には「うそやん(涙)」など、全国のファンがザワついた。


 清水アナは兵庫県神戸市北区出身で、同志社女子大卒業後、2019年にMBSに入社。現在は「サタデープラス(略称:サタプラ)」「プレバト!!」などで活躍。「サタプラ」では白衣をまとい、毎回商品の細部まで計測するなど、地道な収録もこなしている。同じく関西のABCテレビ大仁田美咲アナ(24)もミスユニバーシティ準グランプリをに受賞した才媛。「朝だ!生です旅サラダ」では、ヒロド歩美(33)から引き継いだ「日本縦断コレうまの旅」を担当し、全国でアポなし突撃取材するなど、地に足のついた仕事も着実にこなしている。関西テレビ局にはなぜキー局でもエースになれそうな逸材が集まっているのか。女子アナ評論家の松本京也氏がこう言う。


「規模が小さい分、注目を浴びたアナに仕事が集中し、露出も増えてルックスもアナウンス力もますます向上する、好循環の波に乗りやすいところがあると思います。ヒロド歩美アナは甲子園の番組を担当したことで、ノースリーブでリポートする姿が魅力的に映り、どんどん洗練されていきました」



「フリーでも関西だけでは活躍の場は…」

 全国を目指すこともできそうだが、意外と安定志向な一面も。


「いろんな方に取材させていただいて感じることは、みなさん堅実。テレビに出ているという面で芸能人に比べたら収入は低いかもしれませんが、出演番組による歩合、時間外手当などもあり、会社員としては高収入。さらに産休育休もあり、将来的に安定している。あえてフリーになったとしても、関西だけでは活躍の場は限られますしリスクは大きい。キー局で活躍した加藤綾子アナですら、キー局時代が一番輝いていたことは否めませんから、注目されて名前が通ったアラサーになって競争の激しい東京に行くよりもずっとエースでいられるほうがベターと思う方が多いのでは」(前出の松本氏)


 芸能事務所からもスカウトが来そうだが。同志社女子大学教授で元MBSプロデューサーの影山貴彦氏は「在阪局ではアナウンサーをタレント扱いしない」としてこう続ける。


「在阪局ではアナウンサーも番組制作チームの1人という認識です。なのでグラビアのお声がけにもアナウンサーの前に会社員である、という認識でお断りする場面も多かったようです。またMBSやABCはラジオもあり、ラジオのMC、定時のニュース読みが必須なのでアナウンス力が高いのではないでしょうか」


 関西エリアのテレビ局がアナウンサーの育成にもしっかり目を向けているということかもしれないが、関西女子アナたちのポテンシャルの高さは今後もキープされそうだ。


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 昨今、女子アナは「40代の返り咲き」がブームのようだ。関連記事【もっと読む】春改編はTBS出水麻衣、元日テレ西尾由佳理ら「40代アナ返り咲き」がトレンド!“フジ女子アナ上納”に逆行…では、新たな潮流について伝えている。


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