8月16日に配信されるとたちまち話題になったのが、木村拓哉(52)のYouTubeチャンネルの「【木村さ~~ん!】はじめてシリーズ 木村拓哉「家系ラーメン」へ行く!」という動画だ。


 撮影当日、横浜アリーナで行われる後輩のライブの前にキムタクが訪れたのが、神奈川県厚木市にある人気ラーメン店「厚木家」。

この動画に数多くのラーメンフリークが驚きの声を上げているという。
 
 厚木家は家系総本山の吉村家(横浜市)の直系店の一つ。吉村家と言えば、「ラーメン二郎」三田本店と同様、日本中に熱狂的なファンが多い超人気店で、厚木家はこれまでYouTubeの撮影などをことごとく断ってきたことで知られているからだ。


 同店は、吉村家を創業した吉村実氏の次男・政紀氏が店主を務め、店内は動画撮影禁止。これまで撮影が許されてきたのは吉村家の公認チャンネルだけで、その撮影も父・実氏の指令ということでしぶしぶ応じたと言われている。そんな状況で、なぜキムタクの動画撮影は許されたのか。
 
「コワモテのお父さんとどことなく風貌が似ている店主は、キムタクが入店すると顔をほころばせています。『YouTubeは全部断っているんすよ』と話す店主は、ドラマ『若者のすべて』『あすなろ白書』からの大のキムタクファン。『自分が木村さん好きなんで』『自分は忖度する人間なんで』と、撮影を許可した理由を笑顔で語っています。同店は連日行列の絶えない人気店で、これまで有名なラーメンYouTuberですら撮影をさせてもらえないほどで、ヒカキンですら難しいと言われています。撮影の最後に店員一人ひとりと握手し、手にタコができている店員が『汚いので』と握手を戸惑うと、『この(手の)おかげですよ』と人間力の高さをみせたキムタク。家系直系店で撮影を実現させたキムタクの凄さが際立っています」(芸能ライター)


 店主はキムタクのために直々にラーメンを作り、味を堪能したキムタクは、家系初体験にもかかわらずスープがしみ込んだノリをごはんに巻いて食べるなど、店主から「食べ方が分かっている」と褒められるほど。


■“厳しい修行”動画が人気の吉村家


 18日現在、すでに250万回近く再生されている動画が話題になる一方で再注目されているのが、YouTubeにアップされている吉村家での過去の修業の様子だ。吉村家からは多くの弟子が巣立っているが、厳しい修業で知られている。


「横浜駅からほど近い場所にある吉村家は、1974年に吉村実氏が磯子区杉田に創業した家系発祥の店です。とんこつと鶏ガラ醤油を合わせた、いわゆる家系ラーメンを発明した同店は行列の絶えない人気店になり、これまで多くの人が弟子入りしています。しかし、昔は客の前で動きの悪い弟子に吉村氏の鉄拳や足が飛ぶような厳しい修業で知られ、YouTubeにも残されている動画も人気を集めています。同店から独立を認められても破門されたケースもあったり、直系と認められているのはごくわずか。家系に似せたラーメンを出す非公認のチェーン店まで誕生するほどの影響力です」(フリーライター)


 キムタクの神通力にラーメンファンも舌を巻いているようだ。


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 チャンネル登録者200万人に迫るキムタクのYouTubeチャンネルのゲスト出演者は、次々に不祥事に見舞われる事態に。関連記事【もっと読む】三代目・今市隆二の書類送検で木村拓哉ファン嘆き…YouTube共演者が次々“闇落ち”で「キムタク気の毒」の声…では、新たなジンクスの発生について伝えている。


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