34年ぶりの東京開催で話題の「世界陸上」が熱い。TBS系で生放送もされているが、競技と併せて注目されているのが、俳優の織田裕二(57)がスペシャルアンバサダーとして”復活”していることだ。


 織田は1997年アテネ大会から2022年オレゴン大会まで25年間、13大会連続で世界陸上のメインキャスターを担当していたが、22年で番組を“勇退”。降板の理由については「ギャラの高さ」(芸能ライター)なんて情報が飛び交ったが、抜けたのは23年ブダペスト大会だけで、今回ちゃっかり元サヤに収まっている。


「ブダペスト大会の放送では、視聴者から《地味すぎる》などと"織田裕二ロス"の声が上がったほどです」(前出の芸能ライター)


 となれば、織田の復活に視聴者から喜びの声が殺到……と思いきや、そこまででもないという。在京キー局ディレクターいわく、「X(旧ツイッター)には《織田裕二はいなきゃいないで物足りないけど、いたらいたでやっぱりうざい》といった、わがまま過ぎる不満も渦巻いています」とのこと。


 ただ、そんな織田の「ウザさ」を緩和する絶妙な存在が「同じアンバサダーの今田美桜さんですよ」と前出のディレクターがこう続ける。


「 大会開始直後こそ《今田美桜正直いらない。発言に重みがなくて、小学生でも言えるような感想ばかり》など、コメントがスカスカという批判が相次ぎましたが、回を重ねるごとに《そんなにダメかな? 個人的には織田さんがオタク出してブツブツ言い出しちゃうから素人目線の今田美桜ちゃんがいることで安心感があるけど》といった好意的な声が視聴者から上がり始めています」


 実際、15日に男子棒高跳びでスウェーデンのデュプランティスが6メートル30を跳んで世界新を更新した際、今田の口から飛び出したのは「感動が、もう……やまないですね!」。


「具体性には欠けますけど、織田さんの『これって歴史だからね!』なんて熱くて濃すぎるウンチク語りを薄めるのにはちょうどいい。そろそろアラ還の織田さんはノリが根っから昭和で、発言に危うさも感じる。親子ほど年の離れた今田さんの薄味コメントのおかげで中和されています」(スポーツ紙デスク)


 意外とバランスの取れたコンビだったりして?


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