タレントの林家ペー(83)が20日にXを更新し、19日に東京都北区の自宅マンションで発生した火事を謝罪した。
《余談ですが周知の通り 私達は火事という予想だにしない大事故を起こし 同マンション消防署警視庁病院関係各位の皆さんに多大なるご迷惑をおかけ致し真に申し訳ございませんでした 又 沢山の励ましの言葉をありがとうございました(原文ママ)》
報道によれば、火事は19日午後0時15分ごろ、ペーが暮らす5階建てマンションの3階で発生。
パー子は、軽いやけどを負い救急搬送されたが、命に別条はなかった。
「約30平方メートルが焼け、消防車29台が出動し、現場は一時騒然となりました。火はおよそ3時間半後に消し止められましたが、深夜自宅に戻ったペーは、報道陣に対し飼っていた4匹の猫が見当たらないことを鎮痛な表情で語り、『4匹ではなく4人です。家族同然でしたから……』と憔悴しきった様子で話していました」(スポーツ紙記者)
妻のパー子や近隣住民が大事に至らなかったことは不幸中の幸いと言えるが、芸能界でも有名な愛猫家として知られるペーの心中は察するにあまりある。
今年2月発売の日刊ゲンダイ特別号「日刊ニャンダイ」でも、同居する猫たちへの思いをこう話していた。
「今、うちにいる猫ちゃんは3人。断っておきますが、うちのコたちは家族で人間と一緒なので、『3人』の『猫ちゃん』です。決して『猫3匹』ではありませんよ。ペットと言ったりエサと言ったりするのもタブーです」
当時、ペーパー夫妻が一緒に暮らしていたのは、「マツコ・チビックス」(当時13歳/女の子)、「チャンコ」(当時6歳/女の子)、コテツ坊(当時10歳/男の子)の“3人”。特にマツコ・チビックスに関しては、「うちで一番の年長で一番のチビだけど、かわいいでしょ。
「パー子も僕も、昔から動物が好き。僕は物心ついたときにはもう猫ちゃんがすぐそばにいました。『猫』という特別なカテゴリーじゃなくて、自分の人生の中に当たり前にいるのが猫ちゃん、という感覚ですね」
「今まで、数え切れないくらいの猫と一緒に暮らしてきた」と語っていたペーだが、大事な家族のご冥福を心よりお祈りしたい。
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