大企業で役員を務めている実父について語ったのが、お笑いコンビ「令和ロマン」の松井ケムリ(32)。21日放送の「上沼・高田のクギズケ!」(読売テレビ)に出演したケムリは、数億円するという実家のマンションは東京・渋谷区の高級住宅街の松濤にあり、慶大在学中には親に出してもらって東京タワーが見えるマンションで暮らしていたというボンボンエピソードを披露し、MCの上沼恵美子(70)や高田純次(78)を驚かせた。


 
 そんな松井の父・敏浩氏は現在、大手証券会社の大和証券副会長、大和証券グループ本社執行役員のほか、関西テレビ監査役という要職に就いている。


「神戸大卒業後に大和証券に入社した敏浩さんはモーレツな仕事人間で、叩き上げで幹部に上り詰めたと言われています。副社長時代の05年にライブドアによるニッポン放送株買い占めの騒動の際に、敵対的買収を防いだ功労者と言われています。当時の年収1億8100万円あったとケムリがYouTubeで明かしたこともありました。結局、副社長から社長に昇格することはありませんでしたが、現在も年収は1億5000万円近くあるようです」(週刊誌記者)


 太い実家に支えられてお笑い活動を続けてきたケムリは、相方のくるま(31)との令和ロマンで、23年、24年の「M-1グランプリ」で連覇の快挙を遂げている。


■総合商社で社長を務めた俳優の父親


 松岡修造(57)やSUPER EIGHTの大倉忠義(40)はそれぞれ、阪急阪神東宝グループ、鳥貴族の創業一族であることで知られているが、大企業で出世した父親を持つ芸能人も少なくないのだ。


「20年に北川景子が三菱重工のエアコンのCMに起用された際に、父親が同社の防衛、宇宙セクションの幹部だと報じられ、話題になりました。故・竹下登元首相を祖父に持つDAIGOとの結婚で名家に嫁入りと言われましたが、北川の家族もそれなりの家柄であることがわかりました。ほかにも、千秋の父親が日本板硝子の社長と会長を歴任、加瀬亮の父親が総合商社の双日社長を務め、いずれも従業員数が数万人の大企業で一介の社員からトップにまで出世したことで知られています」(前出・週刊誌記者)


 ハングリー精神で成功したタレントや俳優が少なくない世界で、裕福な家庭で育ちながらも生き残っている芸能人たちは大企業で出世した親以上にスゴイと言えそうだ。


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 岸信千世衆議院議員といえばボンボン議員の代表格と言えそうだ。関連記事【もっと読む】岸信千世氏フジテレビ記者時代の「伝説のリポーター動画」…衆院補選当選で再び注目…では、本人がフジテレビの記者時代に見せた「伝説のリポーターぶり」について伝えている。


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