読売テレビが24日、大阪市中央区の同局で番組改編会見を実施し、24日深夜の放送をもってダウンタウン・浜田雅功がMCを務めるバラエティー「浜ちゃんが!」(水曜・深夜0時59分)が終了すると発表した。2008年10月から放送された丸17年の歴史に幕を閉じる。
同局の田中雅博コンテンツセンター長は「『ダウンタウンDX』も(6月に)終了して、(浜田が所属の)吉本興業さまと話し合いをいただいた。総合的に判断した」と話した。
浜田は読売テレビ制作の深夜バラエティーに、故・笑福亭笑瓶さんと共演した「HAMASHO」(97年10月~99年9月、02年4月~03年9月)を経て、「浜ちゃんが!」の前身番組「浜ちゃんと!」(03年10月~08年9月)と出演を続けた。「HAMASHO」休止期間を除いても計25年半もの間、深夜のお茶の間を楽しませていたことになるが、田中氏も「たいへん弊社の深夜番組に貢献していただいた。感謝しかない」と四半世紀を超える期間にわたって活躍した浜田に謝辞を述べた。
放送当日まで「浜ちゃんが!」の終了についてアナウンスしなかった理由について、田中氏は「なかなかいいタイミングがなかった」と説明した。
同じ水曜深夜0時59分の枠では、ブラックマヨネーズ・吉田敬と霜降り明星・粗品の「吉田と粗品と」が10月1日にスタートする。視聴者の悩みを電話相談で受けつけるという内容のバラエティー番組。福田幸蔵同センターコンテンツ戦略部長は「新番組のご出演者は、ゼロベースで人選し、吉本興業さんと交渉した。配信コンテンツとしても伸ばしていきたい。長寿番組になってほしい」と「浜ちゃんが!」に続く看板番組となることを期待していた。