DASH島の開拓以来、約10年活躍した手こぎの木造船を引退させ、新たな舟を自分たちでイチから手作りするプロジェクト「DASH造船計画」では、スピードと操作性に優れた沖縄伝統木造帆船・サバニを目指している。
そこに2ヶ月かけて削った舟底パーツを鉄製のクギを一切使うことなく、竹と木材だけでぴったりと取り付けた。
そして、絶対に失敗できない最大のヤマ場に突入。これまで舟を逆さまの状態にして作業を進めてきたが、ここから先は内側部分を仕上げるため、重さ500キロの舟を180度ひっくり返す。使用するのは、手作りの人力巻き上げ装置。ひっくり返す際に落ちてしまうと、舟は大破し、これまで267日の苦労が水の泡となる。
重大任務を担う城島と森本は「きょうが一番のピーク。失敗したらこれまでの日々が水の泡」と緊張感ただよう。そんな2人のもとに、半年ぶりに草間が合流。「帰ってきたくて…」と舟造り復帰に腕が鳴る。クレーン経験の長い城島の指示のもと、森本と一緒に人力装置で舟を持ち上げる。しかし、あまりの重量にアクシデントが発生する。
さらに「DASH島海底探索計画」が始動する。