吉田羊が、約120年前に激動のヨーロッパに嫁いだ日本人女性・クーデンホーフ光子の壮絶な人生の足跡をたどるドキュメンタリー番組『吉田羊、プラハ・ウィーンへヨーロッパに嫁いだ なでしこ物語』(日本テレビ系 2/3(日) 後3・00)。都内のスタジオでそのナレーション収録を終えた吉田羊が取材に応じ、世界遺産の街を体感した感想を語った。

プラハとウィーンは初めて訪れたという吉田は「街並みの雰囲気を見て楽しんでました。チェコは本当に美しい街で、街全体が映画のセットみたいな、『ハリー・ポッター』のような世界といいますか、どこをとってもフォトジェニックで。映画の中の世界にいるような気持ちにさせてくれるファンタジックな街でした。 一方でウィーンは洗練されていて、教育、音楽、美術、すべてが最先端の街という雰囲気でしたね。現地の方との交流もあって、特にチェコの皆さんは小さい時から本に慣れ親しんでいる方が多くて、おしゃべり好きの方が多いように感じました。1聞くと200くらい返してくださるので、1回インタビューをすると、 しばらくその方の話を聞いている状態で(笑)。たくさんお話しをさせていただきました」と振り返った。
番組の主人公・クーデンホーフ光子については、旅を通じて「すごく強い女性」という印象を持ったという。「旦那様への愛とか子供への愛とか、自分が守りたい家族への愛が根底にあったからこその強さを感じました。この番組を見て、特に女性の方には、この明治という時代に海外に渡り、そこに骨を埋める覚悟を決めて、最終的に国際結婚を成功させた光子さんの息づかいを感じて学んでいただけたら。彼女が残してきた言葉はすごく説得力がありますし、“人はどこにいてもいくつになっても成し遂げることができるんだ”というメッセージを受け取っていただけたらと思います」
また、旅そのものが好きだということで、旅について自身のこだわりについて聞くと、こんな答えが。「私は基本的に大ざっぱで、“行き当たりばったりの旅が好き”なんて言ってたんですよ。
2/3(日)
吉田羊、プラハ・ウィーンへ
ヨーロッパに嫁いだ なでしこ物語
読売テレビ/日本テレビ系 後3・00~4・25
<番組概要>
約120年前。激動のヨーロッパに嫁ぎ、“日本人の誇り”を胸に女手一人で7人の子どもを育て上げた日本人女性・クーデンホーフ光子。 その壮絶な人生の足跡をたどるため、吉田羊がチェコのプラハやオーストリアのウィーンなど観光地としても脚光を浴びる華やかな街を巡る。